室町時代後期に作られた尾張鍔に、この鍔に近い意匠の鍔が残っています。そちらを写したであろう現代鍔です。
尾張鍔はやや大きくて厚みがあり、文様のつなぎ目が太い造りとなっているのが特徴です。また文様がほぼ左右対称になっているのも特徴の一つです。
本歌に比べると稚拙さは否めず雁金というよりは千鳥にも見えますが、連なって飛ぶさまがよく捉えられた意匠になっています。
素材 |
鉄 |
重さ |
84g |
縦 |
77.0㎜ |
横 |
77.0㎜ |
耳厚 |
4.0㎜ |
切羽台厚 |
5.0㎜ |
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