赤坂鍔は寛永年間(1624~44年)頃に京から江戸・赤坂へ移り住んだ、鐔工忠正父子が制作し始めた鍔をいいます。時代の求めに応じて様子を変化させ、幕末の廃刀令まで続きました。
忠虎はその三代目。宝永四年(1708年)に没したことがわかっています。
描かれている柏は料理を盛るのにも使用された古来より身近な樹木。冬でも落葉しないことから、神の宿る縁起の良い樹木としても多くの工芸品に描かれています。
この鍔はその赤坂忠虎柏図を写した現代の作になります。
素材 |
鉄 |
重さ |
90g |
縦 |
79.0㎜ |
横 |
79.0㎜ |
耳厚 |
4.0㎜ |
切羽台厚 |
4.0㎜ |
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