宗昌親(そうまさちか)刀匠は無鑑査刀匠でもある宗勉の子で、昭和33年(1954年)福岡県生まれ。
昭和58年(1983年)より父である宗勉刀匠に師事し、平成2年(1997年)独立します。同年、新作刀展覧会に初出品し新人賞と優秀賞を受賞しています。
平成9年(1997年)以降は全日本刀匠会理事長賞の特賞を受賞するなど、特に華々しい賞を多数し、平成18年(2006年)無鑑査に認定されました。
この一振は平成3年の年紀がありますので、独立して直ぐの、勢い溢れる頃の作品。のちに代名詞ともなる「濤瀾刃」ではないものの、その作風に向かっていく途中の様子がわかる、見ごたえのある出来栄えとなっております。
観賞用としておすすめいたします。
長さ |
76.1㎝(2尺5寸1分) |
反り |
1.6㎝(5分2厘) |
目釘穴 |
1個 |
元幅 |
32.0㎜ |
元重 |
7.0㎜ |
先幅 |
23.0㎜ |
先重 |
4.5㎜ |
形態 |
鎬造、庵棟 |
地鉄 |
板目錬れて詰む |
刃文 |
匂出来の互の目丁子 |
鋩子 |
直ぐに入り中丸に返る |
中茎 |
生ぶ |
彫刻 |
樋無し |
時代 |
現代 |
国 |
福岡県 |
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