
延寿宣次こと本名・谷川博允は昭和23年(1948年)生まれ。熊本県八代郡にお住まいでした。無鑑査刀匠として名高い、父・源盛吉刀匠に師事し、清麿写しを得意としていました。
この一振は刀身から横手までの長さが刃長の2/5以上にもなる「おそらく造」で、その造り込みの面白さはもちろん、観賞用として長くお楽しみいただける一振となっています。
なお、裏銘の「丙子歳三月」は平成8年3月のことです。延寿宣次刀匠は平成10年(1998年)に50歳という若さで亡くなっており、こちらの一振は晩年に近い作となります。
長さ |
20㎝(0尺6寸6分) |
反り |
0.2㎝(6厘) |
目釘穴 |
1個 |
元幅 |
25.0㎜ |
元重 |
5.5㎜ |
先幅 |
24.5㎜ |
先重 |
4.5㎜ |
形態 |
おそらく造、庵棟 |
地鉄 |
板目 |
刃文 |
互の目 |
鋩子 |
湾れ込み中丸に返る |
中茎 |
生ぶ |
彫刻 |
表裏棒樋を区下に掻き流し(添え樋あり) |
時代 |
現代 |
国 |
熊本県 |
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