平安時代の貴族が使用した牛車を御所車とも呼びます。
この御所車に多くの花を飾ったものを「花車」、御所車の車輪のみを「源氏車」とも称されます。
特に源氏車が波とともに描かれているときは、車輪の乾燥を防ぐために流水に浸けている風景や車輪を洗っている風景でもあり、その片輪車が荒波を切る様子が縁起が良いと、古くから人気のある図柄です。
図柄が鍔の右下にまとめられています。すっきりとした左上部分は青空を感じさせます。
大きさが大きすぎず、重さも重すぎない鍔ですが、鑑定書もついていますので観賞用としておすすめします。
素材 |
鉄地 赤銅覆輪耳 片櫃孔(鉛埋) |
重さ |
105g |
縦 |
79.0㎜ |
横 |
74.0㎜ |
厚み |
3.0㎜ |
鑑定書 |
日本美術刀剣保存協会 保存刀装具鑑定書 |
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