濃州堂の刀について

日頃は、弊社の製品をご愛用いただき誠にありがとうございます。
濃州とは岐阜県の南部・美濃地方を意味します。
なかでも関市は、今から700年程前、鎌倉時代から刀の町として根付いてきました。
この伝統ある町で育まれた日本古来からの技術・製法を、職人の手により一本一本の刀に活かし、品質の高い製品作りに努めております。

古来より日本刀にみられる「折れない為に中心の鉄(心鉄)には柔らかい純鉄を、曲がらない為に外側には硬い鋼(皮鉄)で包む」という技法に習い、弊社の模擬刀刀身は砂型製法による鋳造にすることで、強くて粘りある刀身にしております。
また、弊社独自の特殊硬質合金を使用することで、折れにくく安全性の高い製品になっております。

機械的性質 引張強さ(9.8μpa) 伸び(%)
一般的ダイガスト合金 29 10
当社特殊合金 36 6
(JIS)

皆様方には、弊社が製作した刀を通じて、日本古来の技術力や日本のものづくりの品質、そして刀についての正しい知識や選び方を知って頂きたいと願っております。
皆様の武道の修練、武士道精神の鍛錬にお役立ていただき、末永くご愛用いただければ幸いです。

お客様に合わせた長さ、重さ、バランスを考え、職人の手により一本一本製作していきます。

研ぎ出し研ぎ出し
樋彫り樋彫り
茎削り茎削り
柄調整柄調整
ハバキ合わせハバキ合わせ

※安全にご使用頂く為、修理や点検を承っております。お気軽にお申しつけください。

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