
直江助政、本名は直江新蔵、新四郎とも。はじめ大坂の尾崎助隆のもとで学んでいたが、文化五年(1808年)江戸に出て水心子正秀の門となる。翌文化六年(1809年)水戸藩工となり、天保五年(1834年)二月二十三日没。
ネットリとした古賀な地鉄に作意のない互の目を焼いた古く見える平造の短刀。表に梵字と素剣の彫、裏に護摩箸の彫がある。
長さ |
29.8㎝(9寸8分) |
反り |
0.3㎝(1分) |
目釘穴 |
2個 |
元幅 |
28.5㎜ |
元重 |
7.0㎜ |
先幅 |
– |
先重 |
– |
形態 |
平造、庵棟 |
地鉄 |
板目詰まり心 |
刃文 |
中焼巾の浅い互の目乱れ |
鋩子 |
乱れ込み地蔵風に返る |
中茎 |
生ぶ |
彫刻 |
差表:素剣上に梵字、差裏:護摩箸の彫り |
時代 |
江戸時代末期(文化頃) |
国 |
常陸(茨城県) |
鑑定書 |
NPO日本刀剣保存会 |
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