室町時代、加賀国(現在の石川県)では、一向宗の門徒が守護職を討って独自の自治を行い、多くの刀工が移住して作刀していました。
室町時代後期、永正頃の則光の作と極められた本作は、動乱の世にあって民衆の自治を守るために鍛えられた古刀として、資料的にも貴重な一振です。
長さ |
70.2㎝(2尺3寸0分) |
反り |
2.5㎝(8分2厘) |
目釘穴 |
1個 |
元幅 |
31.0㎜ |
元重 |
6.5㎜ |
先幅 |
21.0㎜ |
先重 |
4.0㎜ |
形態 |
鎬造、庵棟 |
地鉄 |
板目 |
刃文 |
中焼巾匂い口潤む小互の目乱れ |
鋩子 |
直ぐに先掃けて小丸返り |
中茎 |
生ぶ |
彫刻 |
無し |
時代 |
室町時代後期(永正頃) |
国 |
加賀(石川県) |
鑑定書 |
NPO日本刀剣保存会 |
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