時代相を表した浅めの反りの姿で、よく鍛えられ明るく澄んだ地鉄に小沸出来の明るい互の目乱刃を焼いた健全な作です。作者の家平は、江戸時代中期に加賀前田家のお抱え工として金沢で活躍しました。日本美術刀剣保存協会が特別保存刀剣に指定した名刀で、製作年紀も資料的に貴重な一振です。
長さ |
69.5㎝(2尺2寸9分5厘) |
反り |
0.9㎝(3分) |
目釘穴 |
1個 |
元幅 |
31.0㎜ |
元重 |
6.8㎜ |
先幅 |
20.8㎜ |
先重 |
4.3㎜ |
形態 |
鎬造、庵棟 |
地鉄 |
杢目 |
刃文 |
互の目乱れ |
鋩子 |
湾れ込み返る |
中茎 |
生ぶ |
彫刻 |
樋無し |
時代 |
寛文13年(江戸時代前期・1673年) |
国 |
加賀(石川県) |
鑑定書 |
日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書 |
外装 |
磯草塗正絹時代黒摘み巻 |
刀身の重さ |
630g |
画像の準備がございませんが、現在は拵付(外装あり)となっております。
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