雲間から龍が顔を出す、よくある構図ですがエキゾチックです。
肥前平戸(現在の長崎県平戸市)には「オランダ商館」が置かれるなど、異国の空気を身近に感じられる環境がありました。この地で作られた刀装具には異国の雰囲気を感じさせるものがほとんどです。
無銘で個別の金工師の名前はわかりませんが、江戸時代中期以降の、戦のない比較的穏やかな時代に作られた縁頭です。
拵(刀の外装)に使用するなら、縁の大きさから短めの打刀、もしくはわきざし、短刀の拵におすすめ、南蛮鍔を使用した拵に雰囲気よくあわせられます。
縁 外寸径 |
38.4×20.8×11.5mm |
頭 外寸径 |
34.8mm×16.5mm |
材質 |
赤銅地金色絵 |
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