ぐにゃりとした幹を支えようとする根が、しっかり踏ん張っている松。
描かれる松の中でも最もよく目にする三階松が陰透かしで描かれています。
陰透かしは輪郭のみで物を描くので、細かい部分は鑑賞者の想像力に委ねられます。しかしこの鍔では最も太い幹が一部描かれることで、描かれた松が経てきた年数をも想像させます。
銘が一文字潰されています。「忠」で終わる銘ですと埋忠だったのでしょうか?
素材 |
鉄 |
重さ |
130g |
縦 |
88.0㎜ |
横 |
81.3㎜ |
耳厚 |
6.0㎜ |
切羽厚 |
5.0㎜ |
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