鮑を並べた鍔。鑑定書はありませんが、越前のものと思われます。
日本では縄文時代から鮑を食用にしてきました。また、貝殻の裏側に真珠のような光沢があり、装飾用として螺鈿細工などにも利用されています。 また、ご祝儀や贈答品の包み紙の右上についている熨斗(のし)は「熨斗鮑」が元になっています。アワビは長寿をもたらす食べ物とされていたことから古来より縁起物とされてきました。
あわせて貝がたくさんある様から「甲斐甲斐しい」をかけている、とも言います。
この鍔は鍔としてはやや小ぶりの大きさです。重すぎず、軽すぎずなので、重さを気にすることなく仕組むことが可能です。
素材 |
鉄地金色絵 |
重さ |
105g |
縦 |
73.5㎜ |
横 |
72.0㎜ |
耳厚 |
4.0㎜ |
切羽厚 |
6.0㎜ |
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