流水に紅葉が散らされている様子を「竜田川」と呼びます。
「古今和歌集」の秋の歌、
たつた川もみぢ乱れて流るめり渡らば錦なかや絶えなむ
などから来ています。
竜田川は奈良県の川で紅葉の名所。歌は「竜田川に浮かんで流れる紅葉が錦のようなので、今、川に足を踏み入れるとその錦を駄目にしてしまうようだ」という意味です。
作者の詳細については不明ですが、薩州と記されている通り、装飾は控えめで薩摩拵の太い柄に似合いそうな存在感のある鍔です。
素材 |
鉄地銀象嵌 |
重さ |
147g |
縦 |
80.2㎜ |
横 |
74.8㎜ |
耳厚 |
5.5㎜ |
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