松の木の下に腰かけて、ふと遠くを見つめる人物。
その纏う衣装は大陸風のものです。
江戸時代中期以降、中国の偉人や思想、風景などを描く文人画が盛んになります。
無銘で作者についての情報はありませんが、そのような時代背景から江戸時代中期以降に作られたものと考えられます。
また、描かれている文物などから誰が描かれているかを判断することが出来ることもありますが、この鍔については誰が描かれているかを判断することも出来ません。
ただ、静かで穏やかで、長閑な雰囲気が漂う1枚です。
素材 |
鉄地素銅象嵌金色絵 |
重さ |
– |
縦 |
72.0㎜ |
横 |
69.0㎜ |
耳厚 |
4.2㎜ |
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