江戸時代中期(17~18世紀頃)に大流行した、異国風の鍔。特に流行したのは「南蛮鍔」と呼ばれるものですが、この鍔もなかなか異国風です。
無銘で来歴は不明ですが、特に銀の象嵌部分の一部には肥前の鐔工集団、若芝を思い出させるような布目象嵌が見られます。作風などからも肥前、もしくはその近くにルーツがあるのではないかと考えられます。
やや大きめで重めです。御刀の拵(外装)に仕組むのであれば、しっかりとした長さのある御刀がおすすめです。
素材など |
鉄地金銀象嵌銀覆輪 |
重さ |
124g |
縦 |
82.2㎜ |
横 |
82.5㎜ |
耳厚 |
5.8㎜ |
切羽台厚 |
5.0㎜ |
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