若芝(じゃくし)は江戸時代前期から続く肥前・肥後の鐔工集団。
江戸時代初期に肥前(長崎県)で活躍した画家であり工芸家でもあった河村若芝を祖とし、肥前という海外からの文化的影響を受けやすい地域で、上手くその影響を取り込んだ作風が特徴です。
鍔の耳に沿うように描かれているのは一匹の龍。よく見ると巻き付いています。
小鍔ですので、短刀用の鍔として、また控えめな鍔を使用する長い御刀の拵にもおすすめです。厚みがかなりありますので、付け替えをお考えの方は特にご注意ください。
素材など |
鉄地金象嵌 |
重さ |
70g |
縦 |
52.8㎜ |
横 |
38.1㎜ |
耳厚 |
8.5㎜ |
切羽台厚 |
7.6㎜ |
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