なぞなぞの鍔です。
言葉遊びとしてのなぞなぞは平安時代にはあったと言われていますが、江戸時代後期、天保の改革で風俗や思想、贅沢が禁じられ、浮世絵なども規制対象となりました。
そんな中で流行していったのが「判じ絵」。「良きこと聞く」を「斧(よき)・琴・菊」、「構わぬ」を「鎌〇ぬ」で表現するのも判じ絵の一種と言われています。
「乃」には「すなわち」などの意味があり、「猿」は「去る」。(何かが)去っていくように、ということになるので、転じて「良くなりますように」という意味が込められているかと思われます。
厚みがしっかりある鍔ですので、付け替えて楽しむには不向きかもしれません。常寸と呼ばれるような長さの御刀におすすめです。
素材 |
鉄 |
重さ |
123g |
縦 |
77.5㎜ |
横 |
75.3㎜ |
耳厚 |
6.0㎜ |
切羽台厚 |
5.8㎜ |
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