江戸時代末期、幕末に肥後細川家のお抱え金工になった熊谷一派が、江戸四谷に住んでいたことから「江戸肥後」「四谷肥後」などとも呼ばれています。
本来の肥後は侘びの心がありますが、江戸肥後にはそれが強くは感じられないので、区別して語られることが多いです。
花びらのみでは描かれていないので、自ら散ったというよりは散らされた桜とも考えられます。
桜の花が満開を迎えたころ、一番華やかな時を描いた一枚です。
程よい大きさと重さですので、仕組む鍔としてもおすすめします。
素材 |
鉄地撫角形布目象嵌 |
重さ |
105g |
縦 |
79.7㎜ |
横 |
75.4㎜ |
耳厚 |
2.4㎜ |
切羽台厚 |
4.0㎜ |
鑑定書 |
日本美術刀剣保存協会 特別貴重小道具認定書 |
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