蔓草は「生命力が盛んで、どんどん伸びていく」イメージや、他の意匠と一緒に描きやすいことなどから、古くから刀装具だけでなく様々な工芸品に描かれてきました。
描かれているのが葉のみですので、何の植物を描いているかまで特定するのは困難ですが、末広がりで縁起の良い「8」枚の葉が描かれます。
江戸時代後期以降に作られたと思われ、中茎穴の責金が片方失われてしまっています。観賞用としてでしたらこのままでもよいですが、仕組む鍔としてお考えの場合には責金が必要です。
鍔の責金加工は弊社でも対応可能ですので、もしよろしければご注文とあわせてお申し付けください。
素材 |
鉄地金色絵 |
重さ |
98g |
縦 |
84.4㎜ |
横 |
84.0㎜ |
耳厚 |
5.4㎜ |
切羽台厚 |
4.5㎜ |
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