金で象嵌された如意宝珠を、左右から二匹の雨龍が追っています。
鍔の耳(縁)、表面にも草の雨龍が二匹描かれています。
南蛮とはスペインやポルトガルなど日本に鉄砲を伝えた国々のことをいい、のちに中国なども含めた外国を指す言葉になりました。
鍔などの刀装具では輸入品などを改良した異国風の意匠のものを南蛮と呼びます。作者については不明ですが、南蛮風の鍔が流行した江戸時代中期以降のものと考えられます。
大きさも重さも標準的で、仕組む鍔としてもおすすめです。
素材 |
鉄地金象嵌 |
重さ |
115g |
縦 |
78.0㎜ |
横 |
74.8㎜ |
耳厚 |
3.3㎜ |
切羽台厚 |
5.0㎜ |
鍔箱は付属しません
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