刀剣に本阿弥、能では世阿弥など足利家はその道に達した者に対して「阿弥」と呼ぶことを許したといわれています。
正阿弥は刀剣の金工師としてその名乗りを許されたと考えられています。
京はもちろんのこと、伊予や阿波、会津や庄内など、全国各地に正阿弥の流れをくむ鐔工が移り住み、やがて作風も多様になりました。
この鍔に描かれている月と瓢箪の組み合わせは養老伝説を表しており、正阿弥鍔の養老図透の意匠を模した、現代の鍔になります。
素材 |
鉄 |
重さ |
82g |
縦 |
77.0㎜ |
横 |
77.0㎜ |
耳厚 |
4.0㎜ |
切羽台厚 |
4.0㎜ |
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