榎本貞人刀匠(本名:榎本 栄七郎)は静岡県三島市在住。昭和29年(1954年)生。無鑑査刀匠であった父・貞吉に師事し鍛刀法を学びます。父の貞吉刀匠は、月山貞勝の門で、人間国宝の月山貞一、高橋貞次と並ぶ名手として名高く、貞吉刀匠は師である月山貞吉の綾杉肌を継承したことでもよく知られています。貞人刀匠は父親譲りの才能を生かし、新作刀展をはじめ数多くの入選を果たしています。
弊社では貞人刀匠に、刀職(鞘師や鎺師(白銀師)、柄巻師など)の方が現代刀職展(公益財団 日本美術刀剣保存協会 主催)や刀職技術展覧会(公益財団法人 日本刀文化振興協会 主催)などに自信を持って出品出来るような観賞用の真剣の作刀依頼を行っており、こちらはその一振です。
長さ |
77.0cm(2尺5寸4分) |
反り |
1.9cm(6分3厘) |
目釘穴 |
1個 |
元幅 |
34.5mm |
元重 |
7.0mm |
先幅 |
25.5mm |
先重 |
5.0mm |
形態 |
鎬造、庵棟 |
地鉄 |
板目 |
刃文 |
互の目 |
鋩子 |
湾れ込み返る |
中茎 |
生ぶ |
彫刻 |
表:龍、裏:独鈷剣 |
時代 |
現代 |
国 |
静岡県 |
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