赤松太郎兼光刀匠(本名:木村光宏)は熊本県八代市在住。昭和54年(1979年)生。平成10年、父、兼嗣刀匠の下に入門し、平成14年美術刀剣刀匠技術保存研修会修了、平成15年に作刀許可。観賞用真剣・武道用真剣いずれの作刀も得意としており、平成16年の「新作刀展覧会」への初出品・初受賞を皮切りに毎年のように各賞を受賞している、今最も勢いのある刀匠のお一人です。
木村家は人吉藩相良家のお抱え鍛冶の流れを汲む家柄でもあります。父である兼嗣刀匠以外にも兼裕刀匠、兼照刀匠は叔父、兼幸刀匠は弟君にあたります。
壬寅年、つまり令和4年(2022年)に作られた短刀に、差表は玉追龍、裏には梅樹が彫られます。重ねもしっかりあり、ずっしりした存在感です。
観賞用として長くお手元に置いていただきたい一振です。
長さ |
28.2cm(0尺9寸3分) |
反り |
0.3cm(1分) |
目釘穴 |
1個 |
元幅 |
32.3mm |
元重 |
6.0mm |
先幅 |
-mm |
先重 |
-mm |
形態 |
平造 庵棟 |
地鉄 |
板目よく詰む |
刃文 |
互の目乱れ |
鋩子 |
乱れ込み尖り返る |
中茎 |
生ぶ |
彫刻 |
差表:玉追龍 差裏:梅樹 |
時代 |
現代(令和) |
国 |
熊本県 |
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