赤松太郎兼幸刀匠(本名:木村安宏)は熊本県八代市在住。昭和56年(1981年)生。父、兼嗣刀匠の下に入門し、作刀しています。
木村家は人吉藩相良家のお抱え鍛冶の流れを汲む家柄でもあり、現在も一族で刀剣製作に取り組まれています。父である兼嗣刀匠以外にも兼裕刀匠、兼照刀匠は叔父、兼光刀匠は兄にあたります。
この一振は令和4年(2022年)に居合用の新作刀として作成していただき、当社にて樋彫や拵製作などを整えました。刀身はバランスよく、音鳴りよく、金具類も新しいもので揃えてあります。
自信を持っておすすめ出来る一振に仕上がっております。
長さ |
73.1cm(2尺4寸1分) |
反り |
1.8cm(6分) |
目釘穴 |
1個 |
元幅 |
33.8mm |
元重 |
6.6mm |
先幅 |
22.8mm |
先重 |
4.6mm |
形態 |
鎬造、庵棟 |
地鉄 |
小板目 |
刃文 |
小丁子 |
鋩子 |
乱れ込み小丸に返る |
中茎 |
生ぶ |
彫刻 |
表裏棒樋を区下に掻き流し |
時代 |
現代 |
国 |
熊本県 |
外装 |
正絹鉄紺捻り巻/黒刷毛目縦塗鞘 |
鍔 |
鉄地菊唐草(銀古美鍍金) |
縁金具 |
銀菊唐草 |
目貫 |
銀一輪菊 |
鞘を払ったときの重さ |
845g |
柄の長さ |
8寸2分 |
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