柳生厳包(寛永2(1625)年~元禄7(1694)年)は、号を「連也斎」といい、尾張柳生家の始祖である柳生兵庫介利厳の三男として生まれました。
幼少より剣術の才能に恵まれ、利厳の高弟、高田三之丞により指導を受けました。「尾張の麒麟児」の異名を持ち、流祖・上泉信綱より柳生宗厳(石舟斎)、柳生利厳と連なる新陰流の剣術を完成させたと言われています。
柳生拵は柳生連也斎の愛刀の外装を基にして製作されており、愛刀の大小の茎にはそれぞれ「籠ツルヘ」「笹露」という銘が入っています。
刀身 |
長さ2尺3寸5分 厚口刀身 |
刃文 |
秦光代(はたみつよ) |
ハバキ |
真鍮祐乗 |
鍔 |
T-36 柳生(鉄) |
柄 |
あずき正絹捻り巻 |
金具 |
KY-51 柳生波(真鍮古美) |
目貫 |
MY-73 かこつるへ(真鍮古美)
※逆目貫 |
鞘 |
千段刻み焦茶ツヤ |
※1 受注生産品です。製作期間は3~4か月程度です。
※2 千段刻みの製作タイミングによっては長いお時間を頂戴する場合がございます。
※3 柄は糸が緩みにくいよう一部糊付けするため、糸色によって少し染みが出る場合がございます。
観賞用としてお作りしておりますが、居合などの武道でお使い頂いても問題ない強度はあります。
刀身の長さを変更するなど、上記仕様以外のカスタマイズをご希望の方はお問い合わせフォームよりお知らせください。