楠木正成は、鎌倉時代末期から南北朝時代にかけての河内の武将で、1331年に鎌倉幕府打倒の兵をあげた後醍醐天皇に加勢して挙兵しました。幕府の大軍との攻防戦では、さまざまな計略をもちいたゲリラ戦法によって幕府軍をなやませました。 1334年の後醍醐天皇による建武政権成立後は、多くの領地と菊水の紋章を授り、南朝の四功臣の一人と称えられ、天皇に重用されて中央政界で活躍しました。 後に建武政権から離反した足利尊氏との戦いに負けて湊川で自害した、最後まで勤王をつらぬき忠義を尽くした悲劇の武将です。 (景光は長光の子といわれ、備前長船派の正系の刀工として鎌倉時代末期から南北朝時代初期に活躍した刀工です。一派の祖である光忠、その子とされる長光に次ぐ3代目にあたります。)
刀身 |
長さ2尺4寸0分 |
刃文 |
備前国長船住景光 |
ハバキ |
真鍮祐乗 |
鍔 |
T-107 忠時菊透(鉄) |
柄 |
鉄紺正絹捻り巻 |
金具 |
KY-48 菊水(真鍮古美) |
目貫 |
MY-20 一輪菊(真鍮古美) |
鞘 |
黒ツヤ |
※1 受注生産品です。製作期間は3~4か月程度です。
※2 柄は糸が緩みにくいよう一部糊付けするため、糸色によって少し染みが出る場合がございます。
観賞用としてお作りしておりますが、居合などの武道でお使い頂いても問題ない強度はあります。
刀身の長さを変更するなど、上記仕様以外のカスタマイズをご希望の方はお問い合わせフォームよりお知らせください。