幕末、会津藩お抱えの刀工、和泉守兼定です。室町時代の関の著名刀工兼定の後代になります。
この会津兼定に人気があるのは、なんといっても土方歳三を始めとする、新撰組隊士に愛用されたことによります。風雲急を告げる激動の時代を、作刀で支えた刀工でした。
弊社の「会津兼定」は、「互の目」刃文の刀身、拵は激動の幕末らしい無骨な木瓜形鉄鍔に、牡丹唐草の金具を使用。白鮫にナス紺色正絹の柄糸、下緒を配しました。鞘は、柄糸によく映える茶石目としました。

刀身 |
長さ2尺3寸9分 厚口刀身 |
刃文 |
HM-A 兼定写し |
ハバキ |
真鍮無地 |
鍔 |
T-112 蝶(鉄) |
柄色 |
TS-09 正絹ナス紺 |
金具 |
KY-21 牡丹唐草(真鍮古美) |
目貫 |
MY-60 蝶(真鍮古美) |
鞘色 |
SY-03 茶石目 |
※1 受注生産品です。製作期間は2か月程度です。
※2 柄は糸が緩みにくいよう一部糊付けするため、糸色によって少し染みが出る場合がございます。
観賞用としてお作りしておりますが、居合などの武道でお使い頂いても問題ない強度はあります。
刀身の長さを変更するなど、上記仕様以外のカスタマイズをご希望の方はお問い合わせフォームよりお知らせください。